唐古・鍵 考古学ミュージアム  
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概要
 唐古・鍵遺跡(国史跡)は、日本を代表する弥生時代の遺跡として知られ、発見から100年以上にわたって調査が続けられてきました。
 特に末永雅雄氏らによる、唐古池の発掘調査(第1次調査)は、弥生集落の様相が初めて明らかとなり、その後の弥生時代研究の確固たる基礎を築きました。その後も、奈良県立橿原考古学研究所・田原本町教育委員会によって調査が続けられ、日本最大級の環濠集落であることが明らかとなりました。また楼閣を描いた絵画土器や、勾玉を入れた褐鉄鉱容器、大型建物跡など重要な発見も多く、今なお唐古・鍵遺跡は、弥生文化を考える上で重要な位置を占めています。

 唐古・鍵考古学ミュージアムは、2004年11月24日、田原本青垣生涯学習センター内にオープンし、これまでに出土した膨大な資料の一部を展示しております。


田原本青垣生涯学習センター平面図
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展示案内

●展示室

展示面積/352m2
展示資料/947点

第I部 唐古・鍵の弥生世界
 第1室・第2室では、唐古・鍵遺跡の出土品を中心に展示します。展示室は唐古・鍵ムラの環濠をイメージしてレイアウトされ、第1室には環濠外部の世界が、第2室には環濠内の世界が展開します。


マツリを再現した模型

絵画を描いた大壷
【第1室】
 第1室は、環濠外部をイメージし、ムラ周辺の環境と生業活動、周辺地域との交流や戦い、死やカミへのいのりをテーマとしています。特に第1室の中央には、絵画土器を参考に製作したシャーマンの模型を展示し、まつりの場面を再現しています。

 またエントランスの床下には、大型建物跡の発掘現場を復元しています。

■主な展示内容■
・遺跡の発見と発掘調査
・唐古・鍵ムラの人々
・ムラをつくる
・弥生の食
・交流と戦い
・まつりといのり
・死者を葬る
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【第2室】
 第2室に入ると、壁面の大型三面スクリーンに唐古・鍵ムラの遠景が映し出されます。映像は、ゆっくりとムラの中に降りていき、環濠の内部へといざなわれます。
  ムラの中をイメージした第2室では、土器・木器・青銅器・石器や機織りなど、弥生時代の手工業生産をテーマとしています。展示された製作途中の遺物からは、弥生時代の高い技術水準を知ることができます。

■主な展示内容■
・弥生の住まい
・土器をつくる
・木器をつくる
・青銅器をつくる
・さまざまな手仕事


復元銅鐸

製作途中の木器
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第II部 田原本のあゆみ

【第3室】
 田原本の約1万年にわたる歴史を、考古資料を通じて概観します。特に古墳時代の埴輪には優品が多く、重要文化財に指定された「牛形埴輪」は目を引きます。また田原本在住で、人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された吉田文之氏の作品「撥鏤(ばちる)」も展示しています。

■主な展示内容■
・田原本のあゆみ
・埴輪の世界
・よみがえる古代の技術

牛形埴輪
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